わからないの海を泳ぐ
わからないことがあると
楽しいですか? 不安ですか?
わからない状態を楽しめれば
よいですが
不安や怖れがでる場合、
「わからない」状態のままは不安なので、何かの型に当てめようとするようです。
1人の人の中にも
実は色んな面があります。
優しいところも、厳しいところも、
いい加減なところも、ユニークなところもある。
でも、色々な面があるというのは
何が出てくるか怖いので、
つい「○○な人」と
型にはめてしまいがちです。
例えば、「Aさんは忘れっぽい」と
型にはめてしまうと
いい加減な所ばかりが目についたりします。
「Bさんはしっかりしている」と
型にはめると
ちゃんとしているとこばかりが見えやすくなる。
型にはめ合うと安心なので
Aさんは忘れっぽいキャラを
Bさんはしっかりもののキャラを演じ、人間関係までパターン化していったりします。
次第に自分で自分のことを
忘れっぽい人、しっかりした人と
定義づけたりする…。
そうやって「わからない」の不安から
固まりができてくる。
これを変えていくには
「わからない」を楽しむこと。
わからないことがいっぱいある
ことを知って
相手の新しい面を見つけていく
自分の新しい面を見つけていく
新しい関係性を探っていく
そうすると
お互いに本当の自分を出し合えて
関係は変わりながらも
自由にありのままに進んでいく
わからない中で生きるって
こんな感じなのかもしれない
藤田みのり
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