わたしから見えた世界8 〜バスケ部での挫折〜
(わたしから見えた世界と題して、プロフィールがわりに自分のことを書いています。)
小学校5年生の終わりに
先生からバスケ部の入部を勧めらました。
全国大会にもいったことがあるハードな部活で
絶対イヤ!と思っていたのに断りきれず、なし崩し的に入部することになりました。
学校がスポーツに力を入れていて、全国大会出場に向けて、バスケットの得意な先生を呼んだことも関係があったのかもしれません。
ドッジボールは大好きだったけど
なぜかバスケットは嫌で
嫌ながらも
初心者の小学生にしては
かなり本格的なトレーニングを
受けることになりました。
腹筋・背筋・腕立て、マラソン、
様々なダッシュやドリブル、パス、
シュート練習。
3年生ぐらいから始めている子と同じメニューをするので、
体力的にも技術的にも追いつかず、
ついていくのに必死な日々。
なんとか補欠で試合に出させてもらえるようにはなったのですが
楽しさを感じる間もなく、
夏休みの練習中に
精神的にも肉体的にも限界になり
辞めることになりました。
その時の挫折感はとても大きく、
今までは頼まれたことは
それなりにこなせてきたので、
予想外のリタイヤに自己否定が一気に噴出しました。
かなり落ちこみ、
「やりたくないことはもうやらないようにしよう」と思ったのですが
頼まれて断れないのは変わらずなので、「なるべく目立たずに生きていこう…」とやりたいことにも蓋をするようになっていきました。
今から思えば
短期間にかなりのことを身につけ
本当によく頑張ったなー
と思えるのですが
(体重も10キロも減った(笑))
当時は、全国大会に出場できなければ全てがダメ!根性のない子は人間失格!ぐらいに感じていたので、出来ていないところにしか目が向けられなかったんですね。
今思うと、
トレーニングのメニュー自体はとても面白くて
様々な攻撃や守備のフォーメーションを学び、状況に応じて組み替えたり、
色んなトレーニング法を駆使して、
多角的に力をつける面白さを
感じていたように思います。
接客業をしていたときは
スタッフを味方チーム、
お客さんを相手チームになぞらえ、
どういうフォーメーションを組めば
場が上手くまわるか、
ゴール(クロージング)が生み出せるかをイメージし、無意識にバスケットで学んだことを活用していたように思います。
かなりきつい挫折体験でしたが
ムダなことはなく
だから今の自分につながっていったんだなーと思います。
藤田みのり
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