resonance harmony 〜エジプトでの合唱を終えて〜
エジプトでの合唱が終わりました。
東日本大震災の復興を応援する合唱祭。毎年この時期にカイロオペラハウスで開催されています。
エジプトの一部で
日本の教育が最近取り入れられ、
音楽や体育、お掃除の時間なども
あるそうです。
子ども達はとっても可愛くて
照れながら近づいて手を振ってくれました。
歌も踊りもとっても上手♪
大学生達もとても素直で明るい♡
「君がいるだけで」「明日がある」etcを日本語で歌ってくれました。
踊りもとっても楽しくて
ノリノリで(笑)
ハッピーな気持ちになりました!
(来日して、ぜひみんなに披露してほしい〜♡)
私たちは、「マイバラード」と「大地讃頌」を日本語で歌いました。
それまでのエジプトの方の演奏がとても楽しかったので、緊張も減って(笑)
楽しんで歌うことができました。
私たちの歌は
合唱というより
resonance harmony (共振するハーモニー) なのだそうです。
合唱経験者に話を聞いたところ、
普通の合唱では、上手な人に周りが合わせていってハーモニーを作るのだけど、
この合唱団ではいつものように
音を乗せるのは難しいのだそう。
多分、みんなそれぞれ自分の声を響かせながら、ハーモニーを作っている。
だからこそ、
1人1人が自分の声を響かせていこうとしていたし、
その声が調和した時に
とても幸せな気持ちになったのだと思います。
そして真剣に聴いてくれている空気に、観客の方がいてくれるからこそ、感動もまた生まれるんだ…というのも感じました。
最後は、出演者全員で
「花が咲く」を歌いました。
エジプトの小学生が日本語で
歌う声になんとも言えない感謝の気持ちが湧いてきました。
災害は辛く悲しいことだけれど
別の悲しみや辛さを知る誰かと
こんな風に気持ちを分かち合って
仲良くなることができる…
悲しみも喜びも全部
みんなで分かち合って
平和で幸せな地球をともに創っていきたい…
そんな気持ちになった
エジプトでの合唱でした。
藤田みのり
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